2007年10月4日木曜日

セレブなグラビアアイドルたち

自身の特殊な境遇を売りにするバラドルも存在する。外見や仕種まで瓜二つの一卵性双生児というキャラクターで人気のマナカナ、金持ちの生まれでそのセレブリティなセンスを隠さずに披露する神田うの、マリエ、ベテランタレント芸人関根勤の娘という2世タレントでアメリカのエマーソン大学を首席で卒業した才媛でもある関根麻里、ファッションデザイナー森英恵の孫娘である森泉などが当て嵌まる。

しかし、上記のような分類はごく表面上のことであり、全てが厳密に分けられるものではない。またそれぞれの時代で自身の芸能界でのポジションをシフトさせていくのが常である。現在のグラビアアイドルを一般嗜好的に大きく分類すると、セクシーさやエロティックさなど大人っぽさを売りにする者と、子供っぽさや幼さ(ロリータ)、清純さなどの可愛らしさを売りにする者の2極に分けられる。

またその境界線を繋ぐキーワードとして20世紀末より日本社会に浸透した「癒し」を売りにする者も現れている。ただしあるアイドルがどういった分類でグラビア読者に受け入れられるかは、個人的主観が大きく介在するため、明確な基準が存在するわけではない。前者の大人っぽさを売りにする者は、10代でデビューした者が20歳を越えてから注目される場合や20代に入ってからデビューするケースが主に当て嵌まる。

前歴としてはイベントコンパニオンや企業キャンペーンガール、レースクイーン経験者である場合が多い。後者の子供っぽさや清純さを売りにするグラビアアイドルは、10代でデビューするケースが殆ど。場合によっては小学生の段階からグラビア活動をする者も存在するが、子役俳優などと違い、「人前で肌を露出すること」に対する一般的な道徳観念から、またいわゆる義務教育段階の場合は学業優先や法律上の縛りで活動に制約があり、事務所には所属していても中学校卒業を待って正式にデビューする場合が多い。

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