2007年9月29日土曜日

浅尾美和がイイ!

浅尾美和が、アイドル並みのルックスの良さと、鍛えられたしなやかな肢体が注目されてオフシーズンの活動の一環としてグラビアに進出、この年に試合以外での水着写真集を発売。テレビCMにも起用された。さらに海外発のネットアイドルとして一部で爆発的人気となっていたリア・ディゾンは、来日を期待するアクセス者の後押しから日本の芸能事務所と契約し、「グラビア界の黒船」と呼ばれる逆輸入グラビアアイドルとして鮮烈なデビューをしている。

そして元Folder5の満島ひかりやdreamの長谷部優など歌手活動主体のアイドルがソロ活動を機にグラビア進出している。また、ハロー!プロジェクトのアーティストも、水着姿が中心の写真集やDVDを出している。ただし、1970年代から1980年代にかけての女性アイドルが、歌手活動主体ながら同様の写真集を出していた事を考えると、特に新しい芸能活動の手法というものではない。ティーンファッション誌やテレビCMからの移籍組も多く、南明奈、夏帆などが高い人気を集めた。

その他には青木りんや範田紗々のように通常のグラビアでは人気が出なかったものの、着エロ系のグラビアアイドルを経てAV業界へ転出していく者も出るようになっている。グラビアアイドルとは、何のためにやってる仕事なんでしょうか。写真集だしたりDVDとか出したり。彼女達は何を目的として仕事してるのでしょうか。 彼女達本人は、自分を有名にする手段の一つでやってるんだとだと思います。それを証拠に、グラビアアイドルから歌手や女優になった人もたくさんいますしね。勿論自己満足でやっている人も多いでしょう。

現在のグラビアアイドルを一般嗜好的に大きく分類すると、セクシーさやエロティックさなどを売りにする者と、清純さなどの可愛らしさを売りにする者の2極に分けられる。またその境界線を繋ぐキーワードとして20世紀末より日本社会に浸透した「癒し」を売りにする者も現れている。ただしあるアイドルがどういった分類でグラビア読者に受け入れられるかは、個人的主観が大きく介在するため、明確な基準が存在するわけではない。

2007年9月28日金曜日

工藤里紗がブレイク

2005年、それまであまり知られていなかった新人グラビアアイドルが突如として現れる。まず年頭からフジテレビの競馬情報番組『うまッチ!』にレギュラーとして起用された工藤里紗がブレイク。番組は若槻千夏の初の冠番組で東日本のローカル放送ではあったが、同番組で見せる極めて素人っぽいリアクションがウケてグラビア界でもすぐさま取り上げられるようになり、新たな旋風を巻き起こす。またグラビアではなくいきなりイメージDVDを発売し好セールスを記録した長崎莉奈もそのギャルっぽい出で立ちとは裏腹なおっとりとした癒し系の雰囲気をかもし出す特異なキャラクターとして注目をされ始める。

幅広いメディア露出が評価された安田美沙子が受賞している。その他に大きな動きとなったのは「お尻」というヒットワードが生まれたこと。その発端はこの年から本格的に芸能活動を再開した秋山莉奈で、『撮影の時に「お尻の形が綺麗だね」って言われることが多かった』と自らお尻を強調した水着写真集『楽園』をこの年の11月に発売すると、透けるような白い肌と淫靡な表情、大胆なポーズがクチコミで話題となり大ヒット。秋山は「尻ドルクイーン」という称号を貰うことになった。

特に胸にあまり自信が無いグラドルが、これに習いお尻を強調したグラビアを続々発表、グラビア界に新しい流れを生み出した。特にアバンギャルドのグラドルはロリータフェイスのタレントが揃っていたことでこの流れを派生した「ロリ着エロ」とも言うべきグラビアに挑戦。浜田翔子、折原みか、海川ひとみなどが続々と追従した。また若槻千夏は既にバラエティタレントのイメージが定着していたが、翌年の5月の自身の誕生日に合わせ3年ぶりに写真集を発売。こちらはプライベートスナップを意識したもので作品イメージは秋山らのそれとは異なるが、その中心にお尻を強調した写真を多数使用。

写真作品としてのファッション性が異性のみならず同性からも高評価を受け、グラビアアイドルとしての存在感を強烈にアピールした。1988年に星野裕子(ほしの・ゆうこ)の名でグラビアやイメージビデオでデビューしたが、ほどなく星野麗子(ほしの・れいこ)に改名。1989年に(第16代)'90クラリオンガールに選出された際にかとうれいことなり、'91年度アサヒビールイメージガールにも選ばれた。 芸名は大原麗子にちなんで野田義治が命名した。

昭和の終わりから平成5年(1993年)ごろまで毎月のように写真集が発売され、日本を代表する写真集クイーンとして君臨。イメージビデオも多数制作され、同時期に活躍した細川ふみえらと共に芸能プロダクション・イエローキャブの出世頭としてグラビア・写真集・ビデオ映画・テレビドラマ・CM・歌など多方面において活躍。巨乳タレントとしては事務所の先輩である堀江しのぶのあとを引き継ぎ、またグラビアアイドルという分野を確立した存在ともいえる。現在でも当時のグラビアアイドルのお宝・古本市場では、最も高いプレミアムがついている。

2007年9月26日水曜日

巨乳グラドル隆盛

巨乳グラドル隆盛の中、細身で美乳、ポヤッとした温かみのある顔立ちという新しいタイプのグラドルとして、藤崎奈々子がフジテレビVQに選出。翌年には山川恵里佳が『ミスヤングマガジン』特別賞を受賞し、イエローキャブに対抗する新たな芸能事務所としてアバンギャルドが注目されるようになる。同路線では子役として長い芸歴を持つ吹石一恵もフジテレビVQに選出されている。さらにこの年にはテレビ番組「ASAYAN」の企画オーディションで不合格者となったメンバーを集めて結成したアイドルユニット・モーニング娘。の第1期メンバーが活動を開始。後のハロー!プロジェクトの核となっていく。

1998年、フジテレビの『ビジュアルクイーン・オブ・ジ・イヤー』に対抗し日本テレビでも独自の自社キャンペーンガールとして『日テレジェニック』の選出をスタート。第1期メンバーにはティーン向けファッション誌モデル出身の加藤あいと酒井彩名、原史奈(同年「ヤングジャンプ全国女子高生制服コレクション」グランプリ受賞)等に加え、イエローキャブからロリータフェイスと巨乳、モデル並みの長身で注目された佐藤江梨子が選出されている。ちなみにこの年の『フジテレビVQ』には1996年にギャル系グラビアアイドルの走りとしてデビューしていたアーティストハウス・ピラミッドの安西ひろこが、アバンギャルドからは同年のミスヤングマガジングランプリを受賞した清純派の柴田あさみが選出されている。

双方ビジュアル的に非常にレベルの高い面子が揃ったことで、この年以降、フジテレビVQと日テレジェニックは、グラビアアイドルにとっての大きな冠タイトルとして2003年まで毎年凌ぎを削ることになる。その他にはオスカープロモーション主催の『オスカーグラビアグランプリ』で菊川怜がグランプリを受賞。同年、『東レ水着キャンペーンガール』にも選出され、現役東大生という異例の高学歴グラビアアイドルとして注目を浴びた。

また平井理央がこの年からテレビ東京『おはスタ』のマスコットおはガールの一員として活躍しグラビア方面にも進出して人気を博しているが、自身の夢であるアナウンサーを目指し僅か数年でアイドルを引退。2005年よりフジテレビのアナウンサーに転身している。イエローキャブでは小池栄子がデビューを飾っているが、注目されるのは翌年以降である。グラビアページとは、グラビア印刷による書籍・雑誌の巻頭や巻末の絵や写真のページのことを指す和製英語。単にグラビアとも呼ばれる。

2007年9月22日土曜日

グラビアアイドル ミスマガジン2004

ミスマガジン2004では、グランプリに小阪由佳、読者特別賞に山崎真実、審査員特別賞に松嶋初音という純グラドルが選ばれたのに対し、『ヤングジャンプ制コレ2004』では森絵梨佳(「SEVENTEEN」)、平田薫(CANDy)等ティーンファッション誌モデル出身者が受賞。この頃からティーンファション誌モデルが高校生に進級した時期に合わせてグラビアに進出させる、いわゆる青田買いが増え始め、「SEVENTEEN」の専属モデルだった榮倉奈々や「nicola」の専属モデルだった新垣結衣、リクルート「ゼクシィ」のTVCMでブレイクした加藤ローサなどが代表格となっている。

また、既にテレビタレントとして活躍中の眞鍋かをりがこの年の末に自身のブログで伊達眼鏡姿を公開し、これを契機に一気にトラックバック数日本記録を樹立する。これが各方面で話題になり、彼女の功績によりブログというネットツールが広く知れ渡るようになったことで、ついには「ブログの女王」と呼ばれるようになる。また翌年には自身のオタク知識を前面に押し出したブログで中川翔子が話題になり、そこで展開される「ギザ、かわユス」などの独特なネット言葉が注目を浴びた。

こちらもまた大きな話題になり眞鍋に対してこちらは「新ブログの女王」と呼ばれる。この2名の出自から更にグラドルの知名度は上がった。なおこの頃から若槻千夏や小倉優子の後を追うようにグラビアと並行してテレビバラエティに進出するグラドルが多数現れ、深夜番組に留まらず、ゴールデンタイムなどにも頻繁に顔を出すようになり、大抵の番組では俗に「グラビアアイドル枠」といわれるものが設けられ、芸人等に混じり番組を盛り上げる役としてお茶の間の人気を獲得していく。

2005年、それまであまり知られていなかった新人グラビアアイドルが突如として現れる。まず年頭からフジテレビの競馬情報番組『うまッチ!』にレギュラーとして起用された工藤里紗がブレイク。番組は若槻千夏の初の冠番組で東日本のローカル放送ではあった。

2007年9月20日木曜日

ティーンファション誌モデルが高校生に進級した時期に合わせてグラビアに進出させる、いわゆる青田買いが増え始め、「SEVENTEEN」の専属モデルだった榮倉奈々や「nicola」の専属モデルだった新垣結衣、リクルート「ゼクシィ」のTVCMでブレイクした加藤ローサなどが代表格となっている。また、既にテレビタレントとして活躍中の眞鍋かをりがこの年の末に自身のブログで伊達眼鏡姿を公開し、これを契機に一気にトラックバック数日本記録を樹立する。

これが各方面で話題になり、彼女の功績によりブログというネットツールが広く知れ渡るようになったことで、ついには「ブログの女王」と呼ばれるようになる。また翌年には自身のオタク知識を前面に押し出したブログで中川翔子が話題になり、そこで展開される「ギザ、かわユス」などの独特なネット言葉が注目を浴びた。こちらもまた大きな話題になり眞鍋に対してこちらは「新ブログの女王」と呼ばれる。この2名の出自から更にグラドルの知名度は上がった。なおこの頃から若槻千夏や小倉優子の後を追うようにグラビアと並行してテレビバラエティに進出するグラドルが多数現れている。

彼女たちは深夜番組に留まらず、ゴールデンタイムなどにも頻繁に顔を出すようになり、大抵の番組では俗に「グラビアアイドル枠」といわれるものが設けられ、芸人等に混じり番組を盛り上げる役としてお茶の間の人気を獲得していく。2005年、それまであまり知られていなかった新人グラビアアイドルが突如として現れる。まず年頭からフジテレビの競馬情報番組『うまッチ!』にレギュラーとして起用された工藤里紗がブレイク。番組は若槻千夏の初の冠番組で東日本のローカル放送ではあったが、同番組で見せる極めて素人っぽいリアクションがウケてグラビア界でもすぐさま取り上げられるようになり、新たな旋風を巻き起こす。

またグラビアではなくいきなりイメージDVDを発売し好セールスを記録した長崎莉奈もそのギャルっぽい出で立ちとは裏腹なおっとりとした癒し系の雰囲気をかもし出す特異なキャラクターとして注目をされ始める。またこの年の半ばあたりから突如ブレイクしたのはほしのあき。グラビアでは既に4年程前からおなじみの顔であったが、「最年長グラビアアイドル」というキーワードとそれを全く感じさせぬロリ顔、華奢な体型、「まるでウォーターベッドみたい(杏さゆり談)」という88センチの弾力のある豊満な胸元を大胆に露出するギミックで深夜番組を足がかりにTVでの露出が増え始めたところ、急激に知名度がアップ。特に業界各所でほしのあきファンを公言し始める者が増え始め、芸人・長井秀和からは毎週のように持ちネタで「愛しのおっぱいエンジェル!!」と呼ばれ、芋づる式に人気が拡大。

2007年9月14日金曜日

グラビアアイドルの水着姿

グラビアアイドルとは、芸能界に席を置く女性アイドルのうち、雑誌のグラビア、写真集、イメージビデオやDVDへの出演を主な活動とし、なおかつ主に水着姿の写真を売りにする者たちの総称であり、職業分類的な肩書きの1つ。雑誌やネットなどでは名前を略してグラドルとも呼ばれる。グラビアアイドルの主な活動の場は、雑誌グラビアページや広告宣伝媒体のポスターなどの2次著作物であり、特に男性雑誌では、グラビアの被写体次第で売れ行きが左右される非常に重要なファクターとなっている。そういった成立経緯から、外見上女性であること(女性に見えること)が絶対的な条件であり大きな特徴である。

グラビア誌を飾ることが殆どない男性アイドルに対して、グラビアアイドルという肩書きはつかない。グラビアアイドルとして最も重要視される要素は、外見のビジュアルとスタイル、それを保ち続ける若さである。その特異性から、永続的にグラビアアイドルでありつづけることは実質不可能であり、女性が若さを保ち得るある一定年齢を迎えるまでしか続けることができない。一般的にグラビアアイドルは芸能界に進出するステップの1つと捉えられており、後に女優・タレント・歌手へ転身していく者が殆どである。しかしその出自ゆえ、芸能人として本来要求される会話力・歌唱力・演技力に乏しいケースも少なくない。

グラビアアイドルから退いた後も、芸能界で生き残る手段を持ち合わせている例は稀であり、彼女達を世間に送り出すメディア媒体にも限界があるため、新人が次々とデビューする一方で芸能界で芽が出ずに忘れ去られて行く者が多く、「卒業」と称してグラビアアイドルを引退すると同時に一切の芸能活動から手を引く者が後を絶たない。ただし近年では医療技術やメイクアップ技術が飛躍的に向上し、グラビアアイドルを現役で続けながら、俳優業やタレント業も兼務する例も多くなってきた。

2003年は、前年まで続いた癒し系を求める流れが一段落し、個性豊かなグラビアアイドル達が多数デビューした年である。この年のグラビア界を席捲した存在といえば井上和香である。前年からの勢いをバックに『ワカパイ』の愛称で、かのマリリン・モンローと3サイズが同じというグラマラスなボディーと癒しの深み、イタズラっぽいクリッとした瞳と柔らかさが伝わる厚目の唇という多くの武器を兼ね備えた新時代のグラドルとして『日テレジェニック2003』選出を皮切りに、この年のゴールデン・アロー賞グラフ賞を受賞する。