2011年2月12日土曜日

グラビアアイドルの活躍

グラビアアイドルは、主に男性誌グラビアを中心に起用される。そのうち水着は最も多いグラビア制作の手段であり、現在でもメインアイテムとして扱われている。元来雑誌グラビアとは男性が見て楽しむことを目的にしたものであり、性に対しての規制が厳しい日本では、セミヌードに代わるグラビア素材としてビキニなどの女性の体を隠す範囲の狭い水着を使うことを早くから行なってきた。

グラビアモデルも局所を隠した状態ならば比較的自由に動けることもあり、それまでのセミヌード中心のアンダーな世界観を一気に開放的で明るいものへと変貌させた。撮影も最初は浜辺やプールサイドなど水着に合った環境でのロケ撮影が多かったが、需要が飛躍的に増えたことで水場に限らず水着には全く関係性の無い場所でも衣装として使用されるようになる。

露出度の高い水着を人前で着ることや、肌を晒すこと自体に抵抗感を覚える新人アイドルも数多くいたが、21世紀に入り時代がオープン感覚になったことと水着自体のファッション性が各段に上がったことで、最近では最初から「タレントではなくグラビアアイドルになりたい」と自ら芸能事務所に売り込んでくる「他人からかわいく見られたい」女性たちも多い。

熊田曜子などは、テレビに出始めた事で身体を隠す面積が大きい水着を渡された時「私は紐で結ぶタイプじゃなきゃ似合わない」と、露出度の高いものを指定することがあるという。水着グラビアは当初アグネス・ラムなど抜群のプロポーションを持つ外国人モデルがその役を担っていた時代もあったが、日本人女性のプロポーションが欧米のそれへと近付いていくに連れて日本人のグラビアモデルが多くなり、今ではその9割以上が10代~20代半ばまでの日本人女性で賄われている。

2010年8月12日木曜日

グラビアアイドルの水着画像

グラビアアイドル全体の平均寿命は年々上がっている。今ではグラビアを卒業せずに別方面でも活躍するマルチな存在も増え、特にバラエティ番組では俗に「グラビアアイドル枠」と呼ばれる出演枠が暗黙に設けられており、番組を彩る花として重宝される存在となっている。

アイドル評論家の北川昌弘は「もはやグラビアアイドルの限界年齢は消滅した。明らかにグラビアアイドルの年齢は2極化し、若い子の勢いについていけない20代後半から30代のファンが癒し系高齢アイドルを買い支えている」と分析している。

団塊ジュニア世代であり小室ファミリーミリオンセラー連発時と同じく、彼等の強い購買力に買い支えられていると見ることもできる。20代を過ぎてグラビアデビューしたものの中には、所属事務所の営業戦略上の理由から実年齢より若く年齢を公表する者なども実在し、それらが発覚したときは、しばしばゴシップ記事となって世間を賑わせることがある。

ネット環境が整備された現代では何処からか実情報が漏れ伝わるのはもはや必然的なことであり、また先に述べたようにグラビアアイドルとしての許容寿命が延びた関係で、年齢詐称をすること自体、かつての時代ほど効果のある方法ではなくなってきているのが現状である。またグラビアアイドルの平均年齢は上昇しつつあるのにもかかわらず、成人世代であっても妹系やロリータ色で売り出されるグラビアアイドルが増えてきている。

2009年2月15日日曜日

正統派グラビアアイドルたち

グラビアに出演するタレントにもこれまでのセクシーさよりも親しみやすさや安心感、危うい無防備さ等が求められる傾向が強まった。その先鞭をつけたのが本上まなみであり、その流れをさらに広げた代表格が井川遥である。一方この年の『ミスマガジン2003』ではプラチナムプロダクションの岩佐真悠子がグランプリを獲得した。

クールな小悪魔系美少女として、他のグラビアアイドルと違う異彩を放ち注目される。また岩佐はグラビアと並行して即座に女優業にも進出。ネット小説で話題となった『DeepLove』のテレビ版ドラマにおいて原作者たっての指名を受けいきなり主演に抜擢され、複雑な家庭環境を持つ女子高生のアユ役を好演し、そのクールなイメージにさらに磨きをかけて活躍している。

ミス週刊少年マガジンには瀬戸早妃が選出。瀬戸はイエローキャブ系列のサンズ(現:サンズエンタテインメント)所属だが「イエキャブと言えば巨乳」という周囲の固定概念を覆すスレンダーボディの正統派美少女という事で2001年当時(『制コレ2001 7up!』のメンバー)から度々話題になっていた。逆に巨乳系としては夏目理緒がミスヤングマガジンに選ばれている。9年間続いた後一時中断したが、1996年に主催を青年漫画誌の週刊ヤングマガジンに移し「ミスヤングマガジン」として復活した。

第1回ミスヤングマガジンはグランプリ受賞者が2名という異例の事態が起こっている。主な受賞者として山田まりや、浅田好未(パイレーツ)、山川恵里佳、杏さゆりなどを輩出。国立大学卒など高学歴と知性を武器に主にクイズ番組や討論番組などで顕著な活躍をみせるのが高学歴バラドルである。一般常識はもちろん、自身の得意とする分野の知識に精通し、知性の高い受け答えで視聴者の関心を誘うケースが多い。

2008年10月13日月曜日

長澤まさみ グラマラスボディ

グラマーで有名な、長澤まさみの巨乳画像。彼女は、35,153人の中から史上最年少の12歳でグランプリに選ばれ、芸能界入り。「シンデレラになったらすぐに有名女優になれるのかと思っていた」と語っている。その後ティーン雑誌の専属モデルへ。第27回新人俳優賞等を受賞。ゴジラシリーズでは、東宝「シンデレラ」オーディションで審査員特別賞に選ばれた大塚ちひろと共演した。2005年からは『東宝カレンダー』の表紙を3年連続で飾っている。

2008年3月8日土曜日

グラビアアイドルの露出について

クイズ番組や討論番組などで顕著な活躍をみせるのが高学歴バラドルである。一般常識はもちろん、自身の得意とする分野の知識に精通し、知性の高い受け答えで視聴者の関心を誘う。しかし時に知性に頼りすぎて思わぬボロを出してしまい、それが新たな笑いを誘い人気に繋がる場合も多い。

菊川怜、眞鍋かをり等グラビアアイドル出身者のほかに、アナウンサー等からの転身組もこのタイプに含まれることが多い。一般常識に疎く、クイズ番組などで珍回答を披露して笑いを誘う天然ボケタイプがおバカキャラバラドルである。本人たちは何の計算もなく大真面目なのだが、適切な言葉を知らなかったり知識そのものが無いために視聴者の予想を越えた言動をすることが多く、その滑稽な様子が視聴者に大きな笑いを誘う。

『クイズ!ヘキサゴン』での珍回答連発で知られる里田まい、大沢あかね等がその代表格となっている。またおバカキャラと同じで一般常識に疎いが、頭の回転が早く芸人の如き素早い切り返しのツッコミを入れる芸人タイプのバラドルも存在する。このタイプを代表するのは鈴木紗理奈や若槻千夏で、時に相手を皮肉る“毒舌”で笑いを取るが、自身もどこか抜けているというギャップで笑いを誘う。

お嬢様タイプは、番組を彩る華としてグラビアアイドルのイメージを過不足なく持ち込んでいるタイプである。その昔のアイドル歌手がバラエティー番組に出演した場合と同じ扱いであり、熊田曜子、安田美沙子、小倉優子、ほしのあきなど、グラビアアイドルとしてのイメージとバラエティー番組で見せる姿のギャップが少なく、現役でグラビアアイドルを継続しつつ並行してバラエティー出演を果たしている場合が多くみられる。

また新人アイドルは得てしてこのタイプからバラエティー番組への出演を始めて、経験を積むうちに自身のキャラクターを確立していく。『筋肉番付シリーズ』など、知性やキャラクターの面白さよりも主に体力を競うバラエティ番組で大きな注目を集めるのが体育会系タイプである。その際に見せる真剣さや必死さが視聴者の共感を呼び人気を得る。水野裕子、ソニン等のほかに、タレントに転身した美人の元スポーツ競技選手などがこの分野で顕著な活躍を見せている。

出演番組によって己の立ち位置を微妙に変えて対応する器用なタイプのバラドルも存在する。MEGUMI、小池栄子、ベッキー、東原亜希等は、自身が司会を務める番組では仕切り役、メイン司会がいる場合はアシスタント、ゲストとして出る番組では時に笑いの対象、時に視聴者(特に同年代の女性視聴者)の代弁者として番組に彩りを添える。得てしてこのタイプは多趣味であったり多芸である場合が多く、バラエティー番組のみならず女優業等でも高い評価を得ている。また、自身の特殊な境遇を売りにするバラドルも存在する。

外見や仕種まで瓜二つの一卵性双生児というキャラクターで人気のマナカナ、金持ちの生まれでそのセレブリティなセンスを隠さずに披露する神田うの、マリエ、ベテランタレント芸人関根勤の娘という2世タレントでアメリカのエマーソン大学を首席で卒業した才媛でもある関根麻里、ファッションデザイナー森英恵の孫娘である森泉などが当て嵌まる。しかし、上記のような分類はごく表面上のことであり、全てが厳密に分けられるものではない。またそれぞれの時代で自身の芸能界でのポジションをシフトさせていくのが常である。

2008年2月3日日曜日

懐かしのグラビアアイドル

1980年に入り、同年1月に週刊朝日の表紙モデルでデビューした宮崎美子が、同年3月に放送された一眼レフカメラのCMで私服からビキニに着替えるシーンとその軽快なCMソングで大きな反響を呼び、グラビアでも同様の活躍をみせた。さらに回を重ねた『ホリプロタレントスカウトキャラバン』も1981年に堀ちえみ、翌年にはセクシーでワイルドなイメージを持つ大沢逸美を輩出し、グラビアに華やかさを添えている。

1982年に講談社が少年漫画誌の企画としてアイドルグラビアの読者投票コンテスト『ミスマガジン』を創設。写真家の野村誠一が企画段階から参賀したことでグラビア写真そのものの質も高く、第1回の受賞者・伊藤麻衣子(現:いとうまい子)が好評を得た事から年1回の定期開催が決定。以降アイドル歌手以外に雑誌をベースに活躍するアイドルというものが定着し始める。その後も1984年第3回開催グランプリの斎藤由貴、同準グランプリの田中美奈子、第4回開催グランプリの八木小織(現:八木さおり)、1986年第5回開催グランプリの高岡早紀、また受賞者以外からも森尾由美、南野陽子、小沢なつきという好素材が続々と現れた。

彼女たちのグラビアは水着を着用しながらも、エロティックさとは無縁の、元々彼女たちが持っていた清純なイメージを崩さないものであり、更に歌手や女優としての活動もスタートさせ、それらはおおむね成功していった。また同年に創刊された『スコラ』(当時の株式会社スコラ刊)他、この成功を受け彼女たちを誌面で大きく取り上げたグラビア雑誌もこの頃続々と創刊されている。この流れは1990年に「ミスマガジン」が終了(6年後に復活)するまで続き、今日のグラビアアイドルは、主に1980年代半ばにその根幹が形成されたといっても過言ではない。

なお野村誠一は『恋写』のシリーズタイトルで数多くの雑誌グラビアや写真集において新人グラドルを多数世に送り出し、篠山紀信、山岸伸等と共に、グラビアの地位向上に大きな影響を与えたカメラマンの一人として大きな足跡を残した。水着キャンペーンガールは1966年、資生堂が夏のキャンペーンで起用した前田美波里が第1号と考えられている。1970年にテイジンが起用した秋川リサは当時、テレビの人気深夜番組であった11PMのホステスも勤め、タレント進出した水着キャンペーンガール第1号と考えられている。

繊維素材メーカーの水着キャンギャルは最盛時7社を数えた。そのキャンギャル7名が勢ぞろいした1998年11月に行なわれたJSAの水着ファッションショーは後に女優、タレントとして活躍したモデル(井川遥、植松真美、片瀬那奈、菊川怜、響美、滝沢沙織)が多かったこともあり、伝説になっている。グラビアページに掲載されている写真を指すが、こちらもグラビア(あるいはグラビアフォト)と呼ばれる。英語では、a gravure pictureまたは、a photogravure(フォトグラビア)で、フォトグラビアとはグラビア印刷という意味でもある。

「グラビア写真」については、すでに言葉としてグラビア印刷との直接の関係はなく、男性週刊誌などの雑誌の影響から、女性アイドルやタレントのピンナップなどの写真を指すことが多い。一概に女性を指して「巨乳」と言ってもそこに明確な基準があるわけではない。ある女性アイドルが巨乳に当て嵌まるかどうかは、あくまでそれを見た者の主観に委ねられている。ただし外見上の見た目において、相当数の人間が体全体との比率でバストサイズが明らかに大きく見える女性アイドルは、概ね「巨乳アイドル」と呼ぶことが出来るだろう。

また実際のバストサイズとそのカップ数は巨乳であるかどうかの大きな判断材料になりえる。その昔はバスト85cm、Dカップ以上の胸を持つ女性アイドルを指して「巨乳アイドル」とされていた事例が多くみられた。しかしながら胸の大きさはその下のウエストサイズとの比較で大きく見える場合もあり、一概にそのサイズが絶対的な基準である、というものでもない。ただしカップ数がAカップからCカップある女性は、外見から巨乳に見えることは殆どない。一般的にグラビアアイドルとして活躍している者はスリーサイズを公表している場合が多いので、そのサイズが判れば巨乳かどうかの判断は比較的容易である。

2007年11月21日水曜日

癒し系のグラドルたち

20世紀末に出てきた癒し系グラビアという流れは、彼女たちの出演作品は、ヒットすることも多いため、メーカーはこぞってグラビアアイドルに出演の交渉を持ちかけている。一方で、「元芸能人」という肩書きが作品の売り上げ向上につながることから、女優になることが決まっている者が箔をつけるために「一旦グラビアアイドルとしてデビューしてから」という例もある。グラビアアイドルは過去から現在においても、隆盛を極めながら、その活躍の場は多様化しているといえる。

今をときめく新垣結衣のヤンジャン初登場を彷彿とさせる、nicolaのトップモデル岡本玲のヤンジャン初登場のはずですが、表紙に微小に掲載、先週の予告にも掲載されていた記憶がない。新垣結衣が「ハイティーンになるにつれ魅力が増していきそう」なnicolaトップモデルなのに対し、岡本玲は「ローティーンゆえの魅力を引き出された」タイプなので、今になってのグラビア展開には若干の弱さを感じるのも事実。というか、小6から中1のころの他を圧する魅力は、まあ失われていますね。でもまあ、元気っ子路線の写真群は彼女に合っているし、その路線では十分戦えるだけの魅力はあると思います。

先入観無ければ、上戸彩並のポテンシャルを感じることが出来るかも知れない。グラビアアイドルや女優に着目し、それを害悪とするならば、人間には理にかなった話にもなるのですが、残念ながら人間は、メディアの発散させる為の良い道具にもなり、その意味おいては社会に貢献した仕事にもなっていることは事実です。しかし同時に、場合によっては情報をを意識に刷り込まれる事によって、何らかの願望、或いは過激な行動を誘発させる原因としての役割も否定できず、事実ここ数年の若者の行動などが以前と比べて一般的でない様な趣向と一致する方向に変化してきているのは、列記とした事実であります。

つまり社会に貢献する役割と悪影響の両方が、確実に見て取れるのは明確であり、結果的に社会に貢献しながらも、意識的には悪影響を与えているというある種の矛盾点を生み出しているのです。これが個人のパーソナリティにどの程度干渉するかについては個人差があるので、無意識との関与で極めて主観的な領域にもなってくるのですが、行動の過激化という観点に立てば、一部のメディアが一役も二役もかっているのは確かではないかと思います。もしこの社会が純然を守りたいというなら、意見も一理あると思いますが、実は本質的にそうでない人間が多いからこそ、社会的抵抗力も少なく、このような社会になっているということでしょう。さらに業者は金儲けに利用し、民衆は利用され、ついでに映像的心理セットが施される事によって民衆はさらに利用されやすい状態になりえるという、ある種のスパイラルにハマっているわけです。